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2010年5月30日
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ノーフィアー出現
6時半起床。 眩しいばかりの朝陽を浴びながら、ラジカセで矢沢永吉の名曲(セルフチョイス)を流し、気合いを入れる♪
湯船に浸かり、精神統一。 風呂上がりは、持ち物チェック。 9時半、顔馴染みのホテルスタッフに見送られて出発。 スタッフ「今日は、頑張って来て下さい!」
9時50分、サンボーホールに到着。 会場職員「今日、何かお祝い事でもありまんの?小島さんいう人に、お花がぎょうさん届いてまっせ」 私「今日の試合を最後に、会社辞めるんですわ」
優秀な現場スタッフ精鋭陣は、既に勢ぞろいヾ(´ω`=´ω`)ノ 首脳陣ミーティングの後、客席などの設営作業開始。 私「後楽園の使うか?」 トラキチ「そうですね。じゃないと西側、並びきらないですね」 今回も場外フェンスは、通常サイズではなく、一回り狭い後楽園ホールで使用する小サイズの物を使用。 随所で指揮を執りながら、電話やメールの応対に追われるΣ( ̄□ ̄;)
正午過ぎより、若手選手が会場入り。 真田聖也、大和ヒロシ各選手からチケットの受注。感謝!
当日券販売開始時間の1時には、会場前に結構な人が集まる。 『所属最終試合』を迎える小島聡選手との写真撮影会、メッセージカード目当てのお客様が列を作る。
会場内に戻り、木原リングアナと打ち合わせ。 木原「(ラッシャー)木村さんの追悼ゴング、いつやります?」 私「まだやってなかったんですか?」 木原「渕さんが、いなかったから」 私「それは、渕さんが遺影持った方がいいですよね」 ※今ツアー中、渕選手の地方大会出場は、神戸大会のみでした
小島選手も会場入り。 頼まれていたサイン色紙を書いていただく。 私「“全日本プロレス”と今日の日付、入れといて下さいね!」 小島「分かってま〜す!」
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↑(『全日本プロレス』と記すのも、今日が最後)
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2時半。開場まで30分なのだが、いまだ武藤敬司社長が到着せず。 U副社長に確認を取ってもらうも、列車内とのこと。 開場より第1試合開始前まで、場内でサイン会(グッズ購入者対象)。 開場前に、大会支援者との面会を予定しているのだが、3時を過ぎても会場に姿は無い(-_-;) U「今、新神戸(駅)に着いたって!」 何があったのか知らないが、遅刻だ(`◇´) お客様に深くお詫びし、同時進行する船木誠勝選手との撮影会の指示や他の来訪者との応対に追われまくるヽ(*`Д´)ノ
3:15頃、ようやく武藤社長が会場入り。 武藤「サイン会やるなんて聞いてなかったよ。(3時)45分から記者会見だよ」 私「え〜、広報からリリース出してますよ〜!とりあえず、ご面会の方がお待ちですので、写真撮って下さい!」 2組の支援者と写真撮影のみしていただき、サイン会の席に着いてもらう。 私「阿部ちゃん(リングアナ)、後はヨロシク!」
1階入口に急行し、お待たせしてある来訪者各位にお詫びとご挨拶<(_ _)> 当然ながら、皆さん、開場〜開始時間目掛けてご来場されるので、毎度のことながら大パニック(=°ω°=) 特に今回は、小島選手との面会を希望される支援者、関係者が多かった。
会場前で、ヘイト実母にご挨拶。 母「川村さん、TARUさんのお母さんって、どなたかご存知?」 私「分かりますけど、え〜と・・・(周囲を見渡す)」 何度もお会いしたことはあるが、雑踏の中で発見するのは困難だと思っていた矢先、傍にいた女性がおもむろに振り返りお辞儀する。 「多留(たる)です」 TARUさんの実母だった(°∇°;) お二人は初対面だった様子で、母親同士の会話が始まる( ^▽^)σ)~O~) 雲ひとつ無い初夏の陽射しの下、ブードゥ・マーダーズのPTA懇親会(~ヘ~;)
そして、小ヘイトは、何人かのファンから写真撮影やサインをねだられている(゜o゜; 恐るべし、62歳!
試合開始まで、私の混乱はつづく。 当初、休憩時間前に行う予定だった『ラッシャー木村さん追悼10カウント』が、第1試合前に変更になったことを把握しておらず、参加できなかったことが残念だった(/_;)
何度か、バックステージに入ると、出番前の小ヘイトが気合い満点のポージングΨ(`◇´)Ψ やる気だ!(・。・;
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↑(3度目の登場は、さらにパワーアップ!?)
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休憩時、武藤社長とバックステージで、試合後の食事の打ち合わせ。 武藤「船木に言った?」 私「はい、伝えてあります」
世界Jr.戦で選手権試合宣言をしていただく、兵庫県議会議員の新原秀人議員も来場し、本部席にご案内する。 過密スケジュールの中のご来場、感謝いたします。
休憩明けは、小島選手の『所属最終試合』 入場からコールまでをフェンス際で見守る(¬_¬)
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↑(「女子プロレスラーになった気分でした」と小島選手が語った、大量の紙テープ)
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試合中は、運営本部に戻り、業者各位と精算業務。 試合終了を告げるゴングが聞こえ、再びリングサイドに戻る。 TARU選手のメッセージ、小島選手の挨拶を聞き、花道に消える同選手を見送る。
世界Jr.戦は、カズ・ハヤシ選手に激励賞を贈るR社中田社長、選手権試合宣言をしていただく新原県議をリング上にエスコート。 中田社長、強烈なインパクトを観客に与えるパフォーマンス炸裂(~_~;) ホントにいい人なんです。
激戦の末、カズ選手の防衛。 再び新原県議にリングインしていただき、ベルト&トロフィーの授与をしていただく。 リングを降りたカズ選手は、中田社長に勝利を報告する?キスのパフォーマンスで試合前のお返し(°∇°;) さすが、千両役者!
新原県議は、次の予定があり退席。 会場外までお見送りさせていただくm(_ _)m
メインエヴェント中は、U副社長と興行代金の精算(\_\) 支払いを終え、今後の展望を相談。 ・小島選手の抜けた穴 ・武藤社長の復帰時期 ・今後の選手の補強はあるのか? など思いの丈を素直にぶつけるも、短時間での会話では結論は出ず。
18:43 大阪府立体育会館第2競技場にて開催中のプロレスリング・ノアより西永秀一レフェリーからメール受信。 西永(メール文)「お客さん入ってますか〜?」 サンボーホール内で撮影した画像をメールで転送。 (返信文)「こんな感じで〜す」
ゴング音が聞こえるが、退場するお客さんが少ない。 色んな選手の声がマイクを通して聞こえる。 スタッフ数名を率い、お見送り態勢を整える_(._.)_ _(._.)_ _(._.)_ _(._.)_
LIPSドラムスのシンジさんからメール受信。 シンジ「カワちゃんのヴォーカル曲、決まったで」 5曲のタイトルが記される♪♪♪♪♪ 来月からは、バンドの練習も再開だ。
ようやく、退場者の波が押し寄せる。 「ありがとうございました〜!」 心を込めて連呼<(_ _)>
お客様が引いた後は、撤収作業の指揮。 リーダー格のトラキチが大慌てして駆け寄るヘ(*--)ノ トラ「ゴミ袋が足りません!」 私「なんで?十分な数、用意しといたぞ」 トラ「紙テープの量が凄くて・・・」 予想だにしなかった、紙テープ・・・。甘かった (>_<) 私「近くのドラッグストアで、足りん分、買っといてくれ」
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↑(いやはや凄い量だった)
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馳浩PWF会長から着信( ・∀・)つ 馳「小島、ちゃんと試合したか?」 私「はい、頑張ってましたよ(試合は観てないけど)。水曜日に金沢戻りますので、週末は(馳事務所の)お手伝いさせていただきます」 馳「週末じゃなくて、(本日)9時、[和おんの湯]だよ」 私「武藤さんと食事に行く予定がありますので無理です!」 馳「じゃあ、武藤ちゃんにヨロシク言っといてね〜」
ホテルに戻り、売上金を金庫に預け、大急ぎで汗まみれのシャツを着替えていると、武藤社長から着信Σ(゜ロ゜;) 武藤「ねぇ、まだ(迎えに来ないの)?」 私「8時半には、(選手が宿泊するホテルへ)着くように頑張りますので、もうしばしお待ち下さい!こちらから電話しますから」
タクシーに乗り込み、ホテルへ急行。 武藤社長、船木選手、KAI選手をピックアップし、Y社長御一行の待つ、三宮のステーキハウスへ。 以下、車内での会話 武藤「今日(の興行の収支)どうだったよ?」 私「そりゃあ、社長が(試合に)出ないのに、いいわけないじゃないですか」 武藤「そんなことねぇだろ。俺のトークショーの時、小便行く客、いっぱいいたじゃねぇか」 私「試合をしなくちゃダメなんですよ」 船木「でも、今日の方が前(昨年10月)より入ってましたよね?」 私「そう見えましたか?」 船木「リングからは、そう見えましたね」 私「前回より1割減ですよ。イスの数も少なくしたので、満席感はあったかもしれないですけど。試合してた時の感じは、どっちがやり易かったですか?」 船木「自分は、今日の方が良かったですね」
ステーキハウスに到着。 御一考に囲まれ、鉄板に向かい左より、KAI、武藤、船木、私の順に着席。 海老や鮑など海の幸に始まり、3kgのヒレ肉を目の前で焼いてもらう。 武藤「3kg太るってことは、これくらいの肉が体に付くってことだもんな〜」 私「自分、去年の夏からちょうど3kg太りました(苦笑)」
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↑(ヒレ肉の塊 3kg×2)
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船木選手と同年齢同士の会話。 私「40回ってから疲れやすくないですか?」 船木「何がですか?」 私「普段の生活が?」 船木「どっちですか?」 私「いや、夜とか昼とかじゃなくて、日常の生活が(笑)」 船木「自分は減量やめてから、体調良くなりましたね」 私「8月一杯で、全日本の1年契約終わっちゃうじゃないですか。その後の継続もあり得るんですか?」 船木「武藤さんに聞いて下さい(ニヤリ)」 私「船木さんは、戦ってみたい相手いますか?」 船木「試合したことない、武藤さんとはやってみたいですよね」 この後、武藤社長も交え、“ヒール論”を議論。 武藤「一流じゃなきゃ、悪役はできねぇよ」 船木選手は、ブードゥ・マーダーズに興味ありそうでした(・.・;)
食事を終え、10時半にはお開き。 タクシーでホテルへ戻る。 私「社長、次は金沢ですので、よろしくお願いします!」 武藤「じゃあ、川村君の為に、頑張ってリハビリするよ」
エレベーター前までお見送りし、小島選手の食事会を催す、エイジ君の串カツ店へ。 座敷に座り、今大会の総括。
小島「今日、サインする時、みんな『全日本プロレスと今日の日付書いて下さい』って言ってくるんですよ(笑)」 私「偉いね〜、辞める団体の名前しっかり書いて(笑)。××さん(超大物選手)は、辞める前、『俺、(辞める団体)嫌いだから』って言って書いてなかったですよ」 小島「えっ、ホントですか〜!?」
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↑(メッセージカードを持って)
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0時過ぎ、少人数でバーへ移動。 小島選手と小声で“シュート・トーク” (-_-) (-.-) 退団の経緯、今後の見通しなどを話し込む。
途中、週刊プロレスからの取材電話が入り、長時間中座し、戻って来た頃に店を出ると、鈴木みのる選手の顔が目の前に(*_*) 同行するのは、ホスト役のマッちゃん、MAZADA選手、音響担当の296(ニグロ)さん、そしてなぜか金髪の大男、高山善廣選手も(?_?)
私「なんで一緒にいるんですか?」 高山「大阪(ノアの試合地)にいても退屈だったんで、鈴木さんに電話したら、『神戸来いよ』って言われたんで、遊びに来ました」 鈴木「川村さん、何やってたんですか?」 私「ん、・・・小島選手の送別会(笑)」 鈴木「送別会ですか〜、じゃあ、派手にやらないと!」 高山「送別会!送別会!」
エイジ君からシャンパンの差し入れ?もあり、会話もヒートアップ(≧∇≦)/
鈴木「餞別に俺の得意技受けてくれよ。ラリアット!」 私「“ゴッチ式”ラリアットってありましたっけ?(笑)」
この後の展開は、皆様のご想像にお任せして、割愛させていただきます。 とりあえず、私は朝6時まで三宮にいました(x_x;)
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↑(朝6時 生田新道路上)
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ホテルに戻り、室内のテレビを点けると朝のワイドショーで、矢沢永吉の姿が映る(東大でのLIVE) (〃▽〃) すっかりテンションが上がってしまい即寝出来ず、7時就寝zzz
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