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2007年7月28日

断食!?
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朝10時前、武藤敬司社長の付人であるT-28選手に電話を掛ける( ゜∇^)]
私「何時に、金沢に着くのかな?」
T「今から、(郡山を)出発しますので、6〜7時間くらいかかると思うんですけど・・・」
私「社長の(今夜の)予定、どうなってる?」
T「今、隣にいらっしゃいますので、替わりますか?」
私「うん、頼む」
武藤「うぃ〜し!」
私「社長、今日なんですけど、お食事とか、どうされますか?」
武藤「俺今、断食してるんだよ」
私「断食!?」

聞けば、体の脂肪分を減らす為に、食事を制限して“ダイエット中”とのこと。
それは、正確には“断食”とは、言わないが・・・(-。-)

武「ジムに練習行きたいからさぁ。その後にしようよ」
私「じゃあ、10分間だけお時間いただけませんか?」
武「何あるの?」
私「大会の後援をいただいている新聞社が、(宿泊する)ホテルの近くなんですよ。ちょっとだけ、寄っていただくと、明日の朝刊に載って“宣伝”にもなりますので・・・」
武「オッケ〜、じゃあ行こう!でも、新潟の方の(中越沖地震による)道路の状況が分からないから、また途中で電話するわ。メシは、質素でいいからね!脂っこくないもので・・・」
私「かしこまりました!」

この会話の直後、馳浩PWF会長から緊急電話が入り、事態は急変することに(☆o☆)
馳「元気か?」
私「元気ですよ!」
馳「健介には言ってあるから、(夕方)6時20分に、矢田選対事務所に(健介選手を)連れてきてくれ」
私「・・・、武藤さんの用事があるんですけど・・・」
馳「じゃあ、ムトーちゃんには、俺から言うから、一緒に来い!プロレスの営業もそこでしろ」

本日のスケジュール、大幅変更決定( -_-)

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とりあえず、車の手配を考えなければ!
なにせ、私の愛車は26万キロを走り抜けた“高齢者”につき、100sを越えるレスラーを2名も乗せることは“キケン走行”となる(>_<")

“ダメもと”を承知で、昨夜ご一緒していたK山兄さんにお願いの電話を掛けてみるΣ(゜ロ゜;)
私「・・・というわけで、佐々木(健介)さんを乗せて、選対事務所へ送っていただきたいのですが・・・」
K「いいよ。今日は、もともと仕事入れてなかったから」

問題がひとつクリアでき、次の仕事に取り掛かる(^O^)/
ぴあ、ローソンから売上げ最終集計がFAXで送られてくる。
チケットを委託してあるプレイガイドへ残券の回収&精算にε=┌( ・_・)┘

金沢市内では、アチコチで参院選立候補者や政党の遊説カーが走り回る。
頑張れ、自民党!頑張れ、俺!!

夕方4時過ぎ、金沢に到着した武藤敬司社長から電話が入るΣ( ̄□ ̄)
私「長旅お疲れ様でした!」
武「馳から電話あったよ。最初、断ったんだけど、(馳代議士が)『どーしても!』って言うからさぁ〜」
私「PWF会長からの頼みですので、よろしくお願いします」
武「で、どうしたらいいの?」
私「5時半に、ホテルにお迎えにあがりますよ。そこから新聞社経由で、(選対)事務所に向かえばちょうどいい感じですから」
武「その後、ジム行ける?」
私「はい、ジムでもお食事でも何でもオッケーですよ!」


武藤社長は、新聞社経由なので、佐々木選手の出発時間を遅らせ、(選対事務所への)到着時間を合わせなくては、
『お前が責任持って連れて来い』(馳代議士)の言葉を守ったことにならない( -_-)

世界Jr.王者の中嶋勝彦選手に電話を掛ける。
私「・・・というわけで、送ってくださる方の顔合わせだけしておくから、5時半にフロントに降りてきてちょうだい。佐々木さんは、5時45分でいいからね」


しっかりと段取りした後、市内中心部を選挙遊説カーに負けじと、宣伝カーで走行〜〜(m`∀´)m
信号待ちで停車中、鈴木みのる選手から電話が入るΣ( ̄□ ̄)
スグに、車を路肩に寄せ、通話する。
鈴木「俺、今近くにいますよ。ミスター・ドーナツ前です」
私「じゃあ、そっち行きますね」

信号をひとつ渡り、鈴木選手の待つ路上へ。
鈴「明日、馳、(会場に)少ししか(短時間)いられないんでしょ?」
私「さすがに、(参院選)投票日ですから、選対本部長としての立場を考えれば、会場に来るだけでも、感心ですよ!」
鈴「使えねぇよなぁ〜」
私「これからのご予定は?」
鈴「夜まではパチンコしますよ」
私「食事と酒は?」
鈴「誰か(世話してくれる人)いますか?」

見知らぬ土地で、美味しい食べ物を満喫し、美味い酒を飲むには、地元の方のご案内が一番だ。

私「キャバクラのオーナーやってる俺の友達が、鈴木選手を接待したいらしいんで、よかったら付き合ってあげてくださいよ。気に入らなかったら、ブン殴ってやってもいいですから(笑)」
鈴「じゃあ、MAZADAとTANAKAも連れてっていいですか?」
私「どうぞどうぞ」(´ー`)

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(↑:お忍び(?)で、パチンコ店へ)

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鈴木選手と別れた直後、TARU会長から電話が入るΣ( ̄□ ̄)
T「わしら、メシどないしたらええんや!?」
私「こないだ、メール送りましたよね?小島選手のお知り合いの方が、ご馳走してくださいますので、ホテルにいてくださいよ。時間は何時にしますか?」
T「〜んと、8時や8時!諏訪魔も連れてくぞ」

(本隊時代の)小島選手のお知り合いであり、私の高校の後輩である飲食店グループ・オーナーOさんに電話を入れ、人数が一人(諏訪魔選手)増えたことを報告Σ(゜ロ゜)

タニマチというよりも、友達が今夜は大活躍だ(^-^;


予定通り、5時半にホテルに到着。
フロントで、武藤社長と付人のT28選手をピックアップ。
K山兄さんを中嶋選手に紹介。
大急ぎで、車を新聞社へ向かわせる>°))))彡

(車中の会話)
武「空港まで(車で)何分くらいかかるの?」
私「日中の(道路が)空いてる時で、小一時間ですけど、朝の(通勤)ラッシュ時だと1時間超えるかもしれないですね」
武「マジかよ!?月曜日さぁ・・・」
私「9時15分出発の飛行機らしいじゃないですか!」
武「そうなんだよ、会社の奴に任せたら、そんな早いヤツとっちゃったんだよ!」
私「キャンセル料金払いますから、(遅い便に)時間変更してもらえませんか?」
武「でも、(月曜日)12時から会社(全日本プロレス)で、取材入っちゃってんだよ」
私「じゃあ、諦めて潔く早起きしましょう、一緒に」

興行翌日の早起きは、正直言って“拷問”である(T-T)

新聞社に到着。
運動部長を待つ間、タイミングよく(?)雷神明選手の実父より、
『参院選投票お願い』電話が入るΣ( ̄□ ̄)
雷神パパ、公明党所属の(兵庫県)西宮市会議員(*'-')
私「ご心配なく!期日前投票で、家族共々、『公明党』に入れましたから」(・∀・∩)

取材開始。
一言だけのつもりが、運動部長自らのインタビューが始まり、10分を超える熱弁になる(=°ω°=)

武「我々の仕事(プロレス)は、相手の攻撃を受けて耐えて、立ち上がって反撃する競技ですから、被災された方も、苦しさから耐えて、絶対に立ち上がってください」

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(↑:最後はお決まりの写真撮影)

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取材は、無難に終了。

(選挙事務所へ向かう車中の会話)
武「何、喋ったらいいの?」
私「明日の大会のことも、さりげなく入れてくださいね(笑)」
武「そりゃ、チョットくらいはね。選挙事務所ってことは、部屋の中で喋んだよね?」
私「違いますよ。行くのは事務所ですけど、表の駐車場で、群集に向かって喋るんですよ!」
武「マジかよ!?こんな恰好(Tシャツ)でいいのかよ?」
私「大丈夫ですよ。急に呼ばれたみたいでいいじゃないですか。まぁ、実際“急”だったですけど・・・(苦笑)」

事務所に到着する寸前、街頭に建っていた【野口五朗ディナーショー】の看板を眺めながら
武「野口五朗、見てぇなぁ〜」と呟く(´¬`)
時折、“庶民的”な発言が飛び出す方なのである(^^;;

駐車場に車を停め、自民党関係者に事務所へ案内されると、ちょうど高級国産車から“因縁浅からぬ”森喜朗・元内閣総理大臣が降りてこられる=´ω`)ノ (+。+)(+。+)

二人で揃って足を止め
「お疲れ様です!」と一礼 m(_ _)mm(_ _)m

なるべく森先生の“視界”から外れようと試みるのだが、(森先生が)立ち止まり、関係者と話し込む( ^▽^)σ)~O~)

やむを得ず、身を屈めながら事務所へ入り、先に到着していた佐々木健介選手らと合流。
いきなり“身内”である選挙スタッフからサイン&写真撮影攻めに遭う両者(>_< )( >_<)

私は、司会進行を務める県会議員に、お二人の紹介文の原稿作りをアドバイスするf(^_^)
私「肩書き説明するよりも『馳選対本部長のプロレス時代からの盟友であります〜』って感じの方がシンプルで分かり易んじゃないでしょうか?」


詳しい説明も候補者との顔合わせも無いまま、演説本番に突入。
次々と弁士が熱弁を振るい始めるヽ(`Д´)ノ

武「どうすりゃいいの?」
佐「何喋ったらいいの?」
私「(進行表を見せながら)コレによると、幸い持ち時間は1人1分ですから、『頑張ろう』って言ってたら終わっちゃいますよ(苦笑)」

佐「川村さんってさぁ、馳の教え子だったの?」
私「はい、1年と1学期しか在籍しなかった星稜高校教員時代の希少な教え子です」
しょっちゅう顔を合わせて、必要事項的な会話はしているのだが、試合会場以外で会話することがほとんど無かったので、佐々木さんから名前を呼ばれたことも記憶に無い。
気のせいか、この日の佐々木選手は、妙にフレンドリー(~ヘ~;)

さていよいよお二人の出番。
武「帽子取った方がいいかな?」
私「私が持ってます」

武「全日本プロレスの武藤敬司です」
と自己紹介した際に、ようやく森先生がお気付きになられた様子で、腰を引いて目を細めて武藤社長を見つめる(;¬_¬)

至近距離から見ていた感想で話すなら、森先生の目付きは、“敵を射る”ような視線であった(=_=;)

話し始めようとした武藤社長の言葉を遮り
森「君、私を覚えているかね?」σ(=_=;)
武「はい、その節(2006.8.27両国暴言&場外乱闘SP出動事件)は、ウチの選手が大変失礼を働きご迷惑をお掛けしました〜」<(_ _)>
その後も何やら、武藤社長に対して言葉(苦言?)を発していたのだが、かなり顔を近づけ合っていたので、聞き取れない (ノ`△´)ノ(>_<。)

一変して、選挙の遊説打ち上げとは思えぬ雰囲気になってしまう。
プロレスに甚大なるご理解のある北村茂男代議士が間に入り、森先生の言葉を制するヽ(゜▽、゜)ノ

森×武藤の2ショットがあまりにも、“シュート”だった為、武藤社長&佐々木選手の演説もまったく記憶に無い(?_?)

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出番を終えた両選手を控室に戻すと
武「焦っちゃったよ〜!人前であんなこと言い出すんだもんなぁ〜」
佐「(大爆笑)面白かったよ〜!」
私「私も、面白かったです(笑)」
武「せっかくだからさぁ、今の映像、GAORAの(試合)中継の中で使えねぇかな〜」
どんな状況でも、プロデュース魂は健在なのである( ̄∇ ̄;)

馳選対本部長の『ガンバロー』三唱に交じり、街頭演説は無事(?)終了。

馳「明日、6時からだっけ?」
私「試合は5時開始です」
馳「じゃあ、なんとか時間調整してセミの【健介×鈴木】は、本部席で見るようにするよ。そして、俺が鈴木を蹴っ飛ばせばいいんだな?」
私「やっちゃいますか!?」(°∇°;)

当初、『第1試合開始前に挨拶だけする』と言っていたことからすれば、大躍進だ\(^O^)/


大任を終え、事務所を後にする。
佐々木選手は、中嶋&山口の両ファミリーと共に、K山兄さんの実母が経営する焼肉店へ。
我々は、武藤社長を一旦ホテルへお送りし、1時間後に合流することに。


花火大会により、溢れる民衆を掻き分けながら、ホテルへ。
ロビーラウンジで、名古屋経由で金沢入りしたS営業部長と合流。
遅れて降りてきた武藤社長に“言いにくい”お願い事をする_(._.)_
私「チャリティー募金集めるのに、ウチワ作ったんですけど、100枚サイン書いていただけませんでしょうか?(ホテルの)お部屋にお入れしますので」
武「いいよ。100枚でいいの?でも、会場で書くよ」
あっさり『OK』が出たので、拍子抜け(・∀・)


食事の場は、私の中での“スペシャル”ともいうべき、魚料理店。
気の利いた女将が、やる気満々で、自信作をお奨めしてくれるお店。
今回も、予告無しの武藤社長来店に、大喜びしてくれるヾ(^▽^)ノ

食事のメンバーは、付人のT28を含み4人のみの“オール身内”。
安心してケーフェイな会話もドンドン飛び出す┓( ̄∇ ̄;)┏

武「小島のヒールって、どうなの?」
私「地方の人、まだ分かってないでしょ」
S「地上波(テレビ放送)が、ある時代なら、反応も早いんですけどねぇ」
武「各会場でさ、試合前に“紙芝居”やるってのは、どう?前日までの流れをそれで説明して、分かってもらった上で、試合見てもらうんだよ!」
私「誰が(紙芝居)書いて、誰が読むんですか?」
武「分かんない。お前(S部長)のお父さん(青空球児師匠)やんないか?(笑)」
S「ウチの親父だと、自分が目立とうとしちゃいますよ(苦笑)」

満更でもないのか、この話、結構続きました(~_~;)

“断食中”の武藤社長につき、ノンアルコール。
“断食中”なのだが、
武「チキショー、食い過ぎちゃったよ」

一体、どんな断食なんだ?
お酒を飲まないままでの会話でも0時前まで場は盛り上がる(^-^)人(^-^)

武「よ〜し、明日、盛り上げてやるよ!」
私「よろしくお願いします」


ホテルまで武藤社長をお見送りし、事務所へ戻る。
道中、深夜徘徊中の櫛田選手(ハッスル=KUSHIDA選手)と遭遇(=゜ω゜)ノ
私「櫛田君じゃないか!」
櫛「(キョトンとして)あ、ハイ」
私「私が誰だか分かるかね?」
櫛「すいません、分かりません」
当然だ、1回も喋ったことないのだから(*'-')

私「明日の興行のプロモーターだよ。明日が興行じゃなかったら、イイとこ連れて行ってあげたいところだが、まだまだやることが山積みなので、失礼するよ。明日は、いい試合してくれたまえ!」

おそらく、いい気分で歩いていたであろうに、堅苦しい話して、スイマセンでした(x_x;)

事務所へ戻り明け方4時までデスクワークφ(._.)
明日の晴天&大入りを祈って就寝(_ _).oO




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