Diary(日記)

2007年7月29日

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朝5時半起床。
テレビの天気予報を見ると、【曇りのち雨】ではないか(=_=;)
昨日までの予報には無かった“傘マーク”に愕然。
自室内に吊るされている10匹(?)のテルテル坊主に、“晴天”を祈る。

身支度を整え、最近の大一番に臨む恒例(?)ともなりつつある『男の勲章』（嶋大輔さん歌）を見て気合いを入れる(~▽~＠)♪♪♪
自宅からの出発ということもあり、神棚と仏壇にも手を合わせる(-_-)

8時には会場敷地内に到着する。
優秀な我がスタッフたちも、既に何人かは到着している。
会場に入れる9時までは、設営に臨むにあたり男子全員で打ち合わせ( ^▽^)σ)~O~)

今回のスタッフは、ほとんどが友人関係にある顔ぶれにつき、皆一生懸命働いてくれる。
感謝だ(^v^)

設営中、武藤敬司社長から電話が入る Σ(￣□￣)
午前中からジムで練習をするらしい。
私「（ジムの）受付行けば、対応してもらえるように手配してありますから大丈夫ですよ！」

順調に作業が進む中、“予期せぬ”来訪者が(*^-^)ノ
ドラゴンゲートH興行部長＆営業マンのN氏の両名だ。
本日開催の同団体・敦賀（福井県）大会へ向かう移動の道中、高速道路ICから程近いということもあり、立ち寄ってくれたという。
H「どうぞ、つまらないモノですけど、皆さんで」
関係者全員が飲んでも余るくらい大量の栄養ドリンクを差し入れていただくo(^o^)o

（準備中の）会場内に入り、様々な関係者と顔を合わせ盛り上がっている( ^▽^)σ(*≧m≦*)
H「色んな人、いますね（笑）」
業界キャリアも長いH部長。
言われてみればたしかに、様々な団体を経ている方が多い(*_*)
村山レフェリー（全女～アルシオン～ゼロワン）
296：音響スタッフ（みちのく～大阪～海援隊など）
パンチ田原：リングスタッフ代表（全女～藤原組など多数）
川畑：エルドラド代表（闘龍門～ドラゴンドア）

暗幕で仕切られ、入場ゲート、花道が設置されている場内を見渡し
H「凄いですね～」(゜o゜)

同じ会場を使う、どの団体より予算掛けてます（7月29日現在）(^-^)v

午後、選手を乗せたバスの他、東京から移動のハッスル組（川田＆TAJIRI）も無事到着。
高校野球観戦目的と思われる車で、敷地内駐車場は“満車状態”。
（同敷地内に野球場も隣接）
母校・星稜高校の人気に驚かされる(゜_゜)

幸い、試合時間に時差があるから、野球観終わった後に、プロレスの会場に（お客さんが）流れてきてくれる期待もある(~_~)

スタッフの一人が呼びに来る
「馳さん、来られてますよ」
私「こんなに早く!?」

リングサイドに行けば、確かにスーツ姿の馳PWF会長が(・o・)
馳「去年と同じくらい、（お客さん）入るんじゃないか？」
私「いえいえ、去年よりイスの数も少ないですよ。（馳）代議士が試合に出てくれたら、もっと入りますよ（笑）」
馳「頑張ったな！また、後で来るから」

その後、野球場へ母校の応援に向かわれたそうです(*^.^*)
私も（球場へ）行きたかった(/_・、)

ウォーミングアップに向かう鈴木みのる選手とロビーで顔を合わせる(・_・)ノ
私「馳さん、鈴木選手の試合観て行くそうですよ。『鈴木を蹴っ飛ばす』って言ってましたよ（苦笑）」
鈴木「アッタマきた！畜生～（怒）」Ψ(｀◇´)Ψ

3時からは、金沢では『初の試み』となる武藤塾。
講師を務められる江崎グリコ桑原氏も大阪から手弁当で駆けつけてくださる(´ー｀)ノ
武藤社長との前夜の食事中
「30人くらいしか、いないんじゃないの？」
と心配していた参加者も100人を越える盛況ぶり(〃▽〃)

内容はすべてお任せしてあるので、安心して他の準備に引き続き取り組む。
会場前で女性スタッフに指示を飛ばしていると、聞き覚えのあるメロディが流れてくる♪
星稜高校の校歌だ！
勝った！（9年振り）甲子園出場だ!!
思わず、野球場の方を向き
「ヤッター！」と手を叩くヽ(≧▽≦)/

目標のひとつが叶い、二つ目の目標である大会の“大入り”に向け、準備も急ピッチに進める(ノ｀△´)ノ
運営本部室にいると、TARU会長が入ってくる。
Ｔ「小島にサインさせるな（怒）。あいつ、今はヒールやねんからな！」

通常の興行では、武藤社長をはじめとする人気選手にサインしてもらう為の色紙を束にして、それぞれの控室に入れておくのだが、これまでの習慣から小島選手の分（色紙）も準備していたのだった(>_<)

Ｔ「今日（試合で）イス使うからな」
（イスを）使う＝壊す　の意か？　
私「どうぞどうぞ」
私が叩かれるわけではないので･･･(^-^;

出身地（福井県三国町）が近いMAZADA選手から来場される親族・友人・知人の名前とチケットの数を聞くφ(．_．)
今回もたくさんの販売協力、ありがとうございましたm(_ _)m

武藤塾も無事に終了し、4時からは一般入場開始。
友人ヨネちゃんらの金沢士心道の皆さんや奥様連れのシュウちゃん＆お店のスタッフらが、大挙して【能登半島地震義援金】の募金活動に馳せ参じてくれる～～ (｀・ω・´)
みんなの熱意も伝わったのか、結果的に目標を上回る金額が集められました！

試合開始前には、極真カラテ浜井派の道場生の皆さんによる演武がリング上で行われる。
同時に、第1試合で“勝利者賞”をご提供いただくビール製造会社の代表が来場され、リング上での“流れ”を簡単に打ち合わせ。
ホントに、今大会はやることが多い(=°ω°=)

賞品の目録を本部席の机に持って行ったのが、試合開始10分前なのだが、客席を見渡すと空席が凄く目立つ(・・?
前売りチケットの売れ枚数を考慮しても、この入場者の少なさはオカシイ！
偶然、入場してきた知人から原因を聞かされる
「駐車場、いっぱい（満車）で入ってこれないですよ」

野球観戦者の車が退場できていないのだ！
リングアナに緊急報告をするヽ（゜ロ゜；）ノ
私「試合開始10分押しで！」

7月のこの時期、高校野球の予選と重なってはいるのだが、ここまでの心配をしたことはなかったのだが･･･

どうにか第1試合も始めることができ、プレゼンテーターのO代表を本部席にご案内した後、関係者受付へ。
サヤカ嬢（今日は受付スタッフ）「テレビ金沢さん、来られてますよ」
コマーシャル代金の支払いは、済ませてあるはずなのに･･･
見覚えのない女性記者からいきなり質問攻め(?_?)
「今回の大会は･･･（略）」
私「ところで、この映像はいつ放送されるんですか？今夜も明日も（ニュースは）、参院選ずくしですよね？」
記者「夕方のニュース（『バンキシャ！（地方ニュース枠）』）で放送します」
私「そりゃ、どうも（笑）」

予告無しの取材に面喰いました(^^;;

試合を終えた渕選手が、正面入口でウロウロしている～(m~-~)m
来場される知人を待っているという。
渕「俺が（入口の）前にいたら、当日券売れなくなって、川村君怒っちゃうかな？（笑）」
私「当日券売場、ソコじゃないから、ゆっくりされてていいですよ（苦笑）」

第3試合の頃、本隊控室へ。
武藤社長と（いつの間にか来場していた）馳代議士がたたずむ中、【大入り袋】を（選手・関係者へ）出すことをご報告(*'-')
（【大入り袋】を基準は無いのだが）興行師としての“心意気”といったところかf(^_^)

後半戦が始まる頃、新聞社の幹部社員がご来場。
【災害義援金】の目録をリング上で、武藤社長から受け取っていただく際のご説明をするヽ(゜▽、゜)ノ

やることが多い(-_-;)

セミファイナル開始前、馳浩PWF新会長の入場だが、音響担当の296（ニグロ）氏が、謝って鈴木みのる選手の入場曲をかけてしまうハプニング(-_-#)
上司にあたる木原リングアナも大慌ての様子<("O")>

馳会長がリング上でのコメントを終えた後、本部席へご案内する(^-^)/
本部席横に設置された【元内閣総理大臣　森喜朗様】と札が貼られた特別席に目を留め一言
馳「何コレ？（森先生）来てねぇ～じゃん！」

来るわけがない。
ご本人は今頃、自民党の役員室に籠もっておられるだろう(-＿- )
もっとも、秘書は一名ご来場されていたが･･･(~_~)

鈴木×健介の熱戦の終了を告げるゴングが鳴り響いたタイミングで、新聞社の方をリング上へご案内。
無事に（先に入場した）武藤社長から目録を受け取っていただく(ノ-"-)ノ~

とりあえず“セレモニー系”が、終了し一安心する(-。-)

新日本プロレス金沢大会担当のＨ氏（新日本プロモーション営業部長）が、差し入れを持ってご来場(。・_・。)ノ
会場内を見渡し、絶句(゜o゜;;
Ｈ「凄いじゃん！儲かったでしょ!?」

売上げ＆利益が気になるのは“興行師の性”か？(´ヘ｀;)

メインエヴェント中は、運営本部室で、各業者への（現金での）お支払いを済ませる。
今大会もどうにか【満員御礼】の貼り紙を掲示することができた。
終了後の段取りを担当スタッフに指示した後は、出口でお帰りになるお客様のお見送り準備態勢に_(._.)_
平均年齢22歳の浴衣美女を一列に並べ、（終了）ゴングが鳴るのを聞くが、なかなかお客さんが（客席から）出てこない(・・?

平井伸和選手が走ってきて一言
「救急車呼んで下さい」
和田京平レフェリーがつづいて来て
「アゴが折れてるよ」

とにかく急いで119番！
私「石川県産業展示館3号館です。プロレスの試合で、怪我人が出ました。私は大会の責任者です」
救急隊「怪我をされた方は？状況は？」
試合を見ていないので、さっぱり分からない。
走ってリングサイドへ行くと、口元が血だらけの太陽ケア選手が横たわる(*_*;
（ゴング後）ケアの曲が鳴っていたから、（試合を）取ったのはケアのはずなのに･･･
受話器はつないだままケータイで救急隊へ実況を続けるΣ(゜ロ゜;)
私「30代半ばのアメリカ人男性です。かなりの出血もありますが、意識はしっかりしていて、自力歩行は可能のようです」

この時点ではまだ、どうして怪我したのか分かってません。
イスでサンドイッチにされたと聞いたのは、後々のこと。
TARU会長、“予告”通りじゃん(T_T)

動員数も良かったし、普段の興行なら、満面の笑みでお客様をお見送りする場面なのだが、思わぬ混乱と怪我の状態の心配に加え、押し寄せる疲労感で、気持ちがフラフラになるのを感じる(´ヘ｀;)

救急車が到着した同じ頃、観戦中にベビーカーをVMに蹴り壊されたと憤慨する乳児連れの若ご夫婦に陳謝する<(_ _)>

やることが多い(-_-;)

ツアー最終戦につき、選手は本隊・ガイジン共に基本は“ハネ発ち”（宿泊せずに直接帰京）
翌朝の飛行機で帰京する武藤社長と江崎グリコ桑原氏、遠く神戸からご来場された三宮地区営業本部長エイジ君ご夫妻＆ご友人、S営業部長の7名で夕食。
私の高校時代の2期先輩の魚料理店のお座敷へ。
ほぼ身内ばかりの顔ぶれに、緊張感も無い（　´∀｀）
減量中の武藤＆桑原の両氏にお付き合いするわけではないが、ここ数日の疲労＆睡眠不足から“撃沈”の恐れがある為、私もアルコールは控える(*´д｀*)

参院選開票中でもあり、話題は政治について。
武「でもこれだけ叩かれたら、そのうち誰も政治家なんかになりたくなくなっちゃうんじゃないの？」
私「ただでさえ、投票にも行ったことない“若者の政治離れ”が深刻ですもんね」
武「そういえばさ、×××が、次の衆院選に立候補する予定だって言ってたよ」
若者に支持率の高い思わぬ著名人の名前を耳にしてビックリ(☆o☆)

宴中、馳氏が選対本部長を務めていた矢田とみろう候補（自民党公認）の落選の報が入りショックを受ける(TOT)
武「（自民党へ）逆風が吹いているからこそ、馳のとこ（候補者）は勝ってほしかったんだけどなぁ～」
私がお世話になる方々（企業）も、ほとんどが“自民党支持”だけに、ガッカリだ(つд｀)

ツアーを終えた武藤社長は饒舌だが、心身共に疲労困憊の私に、はしゃぐ気力が残っていない(*--)
S部長も加わり
武「次（の興行）は、さぁ･･･」
S「（開催日）いつにしますか？」
返す言葉が見つからないのと、気を使わなきゃいけないお客様がいないこともあり、シュートな発言をしてしまう
私「しばらく、“この世”から消えたいですわ」
武「なんで!?なんで!?」
私「死にたいわけじゃないですよ！“かわむら”という言葉が無い場所へ避難したいだけです。永遠にじゃなくて、“しばらく”ですからね！」

興行を終えた後とは思えぬ心理状態である(´_ゝ｀)

見るに見かねたのか
武「明日、タクシーで（空港へ）行くわ。ゆっくりしててね」
私「すいません、タクシー代は、私が払いますから」

私が次に手掛ける（全日本の興行）のは、10月のSITE KOBE大会。
武「俺、神戸は行けないからね」
私「聞いてますよ」
武「アメリカで（ムタとして）サイン会に出なきゃいけないんだよ」
私「（ムタの）ペイントして、サインするんですか？」
武「･･･、知らない」

試合をするではなく、サイン会だけでわざわざ呼ばれる日本人レスラーは、そういないはず。
グレート・ムタ、恐るべし！

散会後、エイジ君ご夫妻を金沢の繁華街へご案内。
「朝まで帰さない」気持ちはあるものの、田舎町の日曜日の夜は、光るネオンも数少ない。
知り合いのバーやカフェも軒並み、定休日としてお休み中(ノД`)

どうにか、1軒“それなりの”バーを見つけ入店し、2日振りのビールを一杯飲む(￣□￣)！
案の定、一杯飲みきる前に、意識が遠のいていく感触がわかる(；-_-)
エイジ君「無理せんといてくださいよ」
私「大丈夫、ダイジョウ･･ブ」
哀しいかな全然、大丈夫じゃない(>_<")

お言葉に甘え(?)恥ずかしくも途中退席させていただく(ToT)/~~

帰宅後、【ノア中継】をテレビ観戦しながら、イスに座ったまま就寝(_ _).oO
ゴメンね、エイジ君<(_ _)>